先日、閉経して1年以上経過したにもかかわらず、まるで月経のようなまとまった出血があったため婦人科を受診し、しばらくさぼってしまっていた子宮がん検診を受けました。女性にとってはとても大事な検診なため、以下の通りまとめました。
子宮頸がんと子宮体がん
- 子宮頸がん: 子宮の入り口付近にできるがん
- 子宮体がん: 子宮の体部(卵巣に近い部分)にできるがん
子宮がん検診の種類
子宮がん検診には、以下の2種類があります。
- 子宮頸がん検診: 細胞診、HPV検査
- 子宮体がん検診: エコー検査、組織診
子宮頸がん検診
- 細胞診: 子宮頸部から細胞を採取し、顕微鏡で検査する
- HPV検査: 子宮頸部から細胞を採取し、ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染しているかどうかを検査する
子宮体がん検診
- エコー検査: 経膣超音波を用いて子宮内を観察する
- 組織診: 子宮体部から組織を採取し、顕微鏡で検査する
子宮がん検診の対象年齢
子宮がん検診の対象年齢は、以下の通りです。
- 子宮頸がん検診: 20歳以上69歳以下
- 子宮体がん検診: 50歳以上70歳以下
子宮がん検診の受診頻度
子宮がん検診の受診頻度は、以下の通りです。
- 子宮頸がん検診: 2年に1回
- 子宮体がん検診: 1年に1回
子宮がん検診の受け方
子宮がん検診は、市区町村が実施する検診や、医療機関で受診することができます。
市区町村が実施する検診
- 市区町村からのお知らせハガキが届いたら、受診しましょう。
- 受診費用は、一部自己負担(無料~2,000円程度)です。
医療機関で受診する
- 婦人科を受診しましょう。
- 受診費用は、全額自己負担です。
子宮がん検診を受ける際の注意点
- 月経中は避けて受診しましょう。
- 性行為をした後24時間は、受診を控えましょう。
- 妊娠中・授乳中の方は、事前に医師に相談しましょう。
子宮がん検診の重要性
子宮がんは、早期発見・早期治療 if 適切な治療を受ければ、完治が望める病気です。しかし、進行すると命に関わることもあります。
定期的に子宮がん検診を受け、早期発見・早期治療に努めましょう。
参考情報