若いころまったく紫外線対策をしてこなかったおかげで、現在私はシミ・そばかすに悩んでいる。見た目への影響だけでなく、紫外線は皮膚がんの原因となるためしっかりとした対策が必要です。
紫外線の種類と量
紫外線には、A波、B波、C波の3種類があります。
- A波: 肌の奥深くまで浸透し、シミやそばかす、シワの原因となります。
- B波: 肌の表面を直撃し、日焼けや皮膚がんの原因となります。
- C波: オゾン層によって吸収されるため、地上にはほとんど届きません。
紫外線の量は、季節や時間帯、天候によって変化します。特に、春から秋にかけての晴れた日中は、紫外線量が多くなります。
紫外線対策の方法
紫外線対策には、以下の方法があります。
- 日陰を利用する: 日差しが強い時間帯は、日陰を利用するようにしましょう。
- 帽子や日傘を使う: 帽子や日傘を使うことで、顔や首を紫外線から守ることができます。
- サングラスをかける: サングラスをかけることで、目を紫外線から守ることができます。
- 日焼け止めを使う: 日焼け止めを使うことで、肌を紫外線から守ることができます。
日焼け止めの選び方
日焼け止めを選ぶときは、以下の点に注意しましょう。
- SPF値とPA値: SPF値は、B波を防ぐ効果、PA値はA波を防ぐ効果を表します。日差しが強い日には、SPF値30以上、PA++++のものを選びましょう。
- ウォータープルーフ・汗プルーフ: 水や汗に強いものを選びましょう。
- 自分の肌質に合ったもの: 乾燥肌の人は、保湿効果のあるものを、オイリー肌の人は、皮脂分泌を抑える効果のあるものを選びましょう。
日焼け止めの使い方
日焼け止めは、外出する15分前に、顔や首、腕、脚など、露出している肌に塗りましょう。2〜3時間おきに塗り直しましょう。
その他
- サングラスは、UVカット機能付きのものを選びましょう。
- 帽子は、つばの広いものを選びましょう。
- 日傘は、UVカット機能付きのものを選びましょう。
- 室内でも、窓から入る紫外線対策をしましょう。
紫外線対策は、毎日続けることが大切です。 上記の対策方法を参考に、自分にあった紫外線対策をしてください。
参考情報
- 厚生労働省「紫外線対策」: https://www.env.go.jp/content/900410650.pdf
- 環境省「紫外線情報」: https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvindex/en/
- 日本皮膚科学会「紫外線対策」: https://www.dermatol.or.jp/qa/qa2/q10.html